poco a poco.

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笑って許して。 

今、自分の中にある少ない引き出しを、
開けっぱなしにして書いてます。

昔触れた感情とか、
出会った人の印象とか、
知り得てきた記憶と知識を総動員して、
最適な情景と感情が表現できるように、
頑張っています。

だから、
頭の中は空き巣に入られたみたいに
ありとあらゆる入れ物が開け散らかしています。

あ、もちろん本人は何処に何があるのかは分かってます。
混乱しているわけではありません。

引き出しの中には1秒で泣けるような、
地雷入りもあって、かなり困る。

腹が痛くなるくらい、笑えるものもあるんだけど。

まわりから見たら、ちょっとナチュラルハイって感じですか?

ま、笑って許してください。
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[ 2006/08/28 10:16 ] practice | TB(0) | CM(0)

太陽様とラテン様。 

はじまりとおわりはそんなにはっきりとやってこない。

海のはじまりと川のおわり。

誰かを好きなりはじめたときと、
その恋が冷めかけるとき。

風邪のひきはじめと、治りかけ。

朝のはじまりと昼のおわり。

夜のおわりと朝のはじまり。

そして、
夏のおわりと秋のはじまり。

今朝起きて、ちょっとだけ悲しかった。
昨日よりも少しだけ高くて澄んだ空が広がっていた。
窓から入る風はひんやりと感じた。

そう言えば昨日、秋の虫が鳴いてたな。


今日は35度まで気温が上がるって。
そうそう、その調子。
まだまだ終わってもらっては困るのだ。
緩んだねじをギコギコ回して太陽にねだる。
もうちょっと、そのままでいてください。

気持ち的に勢いをつけるため、本日の通勤BGMは
ZebraheadのPLAYMATE OF THE YEAR!

I AM から始まる、ジャカスカROCKを聞きながら、
垂水の海を眺める。
きれいじゃん!
満員電車なんか、妄想の中に入ればどうってことない。
ざまあみろ。

そして気が付いたら、ラテンにどっぷり。
LIVIN' LIBIDO LOCO

アルバムの中にこんな曲が混じっているの気づかなかったな。

夏の残りは太陽とラテンを浴びて。
[ 2006/08/23 10:16 ] practice | TB(0) | CM(0)

クロ。 

クロにあった。
久しぶりだな、20年以上ぶり。
いったどこいってたんだ?

相変わらず人の顔の上に黙って座るの、変わってない。
ニャーとか鳴いてみたら?
猫なんやから。

お前がわざわざ会いに来るってことは、
何かの知らせなんかな?
お迎え?あはは。
それも悪くない。
お前とまったり暮らすのってすごい幸せかも。

前足に体重かけて、
ぎゅーっと爪を立ててくるのも相変わらずだった。
どうした?
寂しくなったか?
一体どんなところにいたんだ?

おまえって昔もそうだった、
半年も旅に出て、ある日突然帰ってきて、
黙って顔の上に乗ってくる。
帰るたびに傷だらけになってて、
一回指がちぎれそうになって、前足を腫らして帰ってきたことあったな。
おまえ、小学生のわたしにされるがままで、
黙って膿を絞るの我慢してたな。
本当おまえって無口で、何か優しくて、
男前の猫だった。

どうせこの世に帰ってくるんだったら、
人間になってよ。
わたしの話、黙って聞いてよ。
あ、それじゃあ前と一緒か。

クロ、会いに来てくれてありがとう。
嬉しかった。
[ 2006/08/22 10:15 ] I am .. | TB(0) | CM(0)

貯金。 

どんな人の中にも身を削って蓄えてきた貯金がある。
それは、もちろんお金や物のことではない。

貧乏なのは嫌いだけど、
貧乏くさいのはもっと嫌い。
節約とケチって明らかに違う。
そういうこと、感覚的に分からない人とはまず合わない。

なけなしの一万円を気持ちよく使える人と、
100万財布に入れていても、何が惜しいんだかっていう使い方しかできない人もいる。

気持ちよくお金の使える人は物の価値がよく分かってる。
それってなんの差だろうって考えると、
貯金の差じゃないのかと思えてきた。

痛みとか悲しさとか寂しさとか、
そういう苦しい思いに耐えたり、戦ってきた人は、
本当の楽しさとか面白さをよく知っていて、
なけなしの一万円で一週間暮らすことより、
目の前の誰かを喜ばすことに躍起になる。

そうやって周りを幸せに出来る人は、
いつの間にか周りに守られて、愛されていく。

計算したり、よく考えたりして出来ることじゃない。
だってそれはその人だけが蓄え続けた貯金だから。
貧富の差は激しい。

人を信じて、大切に出来る人ほど、
無防備すぎてやたらと傷つく。
身を削り、それでも人を信じ続けたからこそ出来る貯金。

わたしはどれくらい持ってるだろう。
傷つくのは人一倍苦手だ。
すっかり計算高くなって、臆病になってしまった。
守るべき物は自分の弱い部分ではなく、
戦ってきた強い部分であるはずなのに。

わずかな貯金を出し惜しみしないようにしよう。
自分にどの程度の貯金があり、どれほどの深さがあるのか、
分からないし、あまり自信もない。
ただ出し惜しみなんかしていては、面白い小説なんて書けない。
自分の深さ以上のものが書けるはずがない。

だから、貯金は全部使おう。
身を削って新しい貯金を作ろう。
何をして貯めるかって?
それを考えるとゾクゾクする。
[ 2006/08/21 10:14 ] practice | TB(0) | CM(0)

見えない道。 

ここ数年、とても歩きやすい道を歩いてきた気がする。
大きな不安に襲われたり、
どうしようもなく自信を奪われたりすることは、
十代の頃から変わらずやって来たことなのだけど、
それでもなんとか乗り切ってきたり、
うまく交わしてきたりしてきた。

近頃は交わす前から険しい道は避けてきた。
誰かとぶつかったり、いやその前にぶつかりそうになることも嫌で、
そんなに変わらない結果ならば、
多少の回り道の方が気が楽だし、
ずいぶんと大人になったものだと自分で満足したりしていた。

でもそれは、よくよく考えれば、
何も生まない道を歩いているということかも知れない。

自分が今まで歩いてきたことさえも無視して、
否定していることではないかと、
今日、たった今、そんな気がした。

15年前のわたしは、
ただただ見えない道を歩いていた。
このまま進んでいって、わたしは一体どうなってしまうのか。
ここから違う道を選んだとして、一体どんな未来があるのか。
結婚願望もなく、そんな目で男を見たこともなかった。
自分で稼いで生きていくためには、一体どうしていけばいいのか。
本当にやりたいことと、現実の自分はあまりにも遠く、
やりきれないと思いつつも、見えない道をただ歩いていくしかなかった。

今の倍も酒を飲んで、三宮の繁華街で酔いつぶれ、
拾ったタクシーの運転手に襲われかけた。
なけなしのお金は酒と煙草に全部消えた。
おいしい酒など、本当にたまにしか飲まなかった。
見えない道を思い出すのが怖くて、
毎日毎日天井が回るのを見ながら寝た。

会社ではよく社長と衝突した。
納得のいかない言葉には従いたくなかった。
指示ではなく、言葉尻に噛みついてそれにこだわった。
そんな気持ちで、そんな考え方で仕事をしたくない。
青臭いが、本当に抑えようのない気持ちだった。
もっと楽ができたかもしれないが、
あのころのわたしには無理だった。
ただ従うだけなら、そこにいて仕事をする意味などなかった。
自分を消すことなどできなかった。

今、歩きやすい道がここにある。
未来は鮮明に見えている。

見えないはずの未来を、見えている気になっている。
大人になった。
多くを学んで、器用になり、
何処に行ったってそれなりの仕事が出来る自信はある。
ただそれが何なんだろう。
そんなことを言い出して何年になるんだろう。

小説を書くことに、少し自信をなくしていました。
力不足であることは、当たり前なことなのに、
それに苛立って、やるべき事から離れていっていました。

そして、うまく自分を誤魔化そうとしていました。
小さいときからのわたしの悪い癖です。

見えない道に進むのが怖い。
そう思っているときに、友人からハガキが来ました。

小説家になって欲しい。

愛すべき天然の友よ、
なんでこんなにタイミングがいいの。
あなたの言葉は何百編の小説を読むよりも、
わたしに小説を書かせる力をくれる。

そうだね、もしかしたらわたしの小説を読んで、
見えない道のずっと先で、
少しだけ気持ちを穏やかにしてくれる人がいたら、
そんなに幸せなことはないね。

見えない道のずっとずっと先のことだけど。
そんなに幸せな事ってない。
[ 2006/08/11 10:13 ] practice | TB(0) | CM(0)

台風。 

ずいぶんと昔のこと。
わたしがまだ小学校の低学年の頃だった。
大きな台風が通過していった。
ちゃちな作りの家は大きな音を立てて揺れていた。
窓ガラスはガタガタと鳴り、
居間の天井はドリフみたいに何カ所も雨漏りがした。
風はどんどん強くなり、
雨は風と一緒になぶるように小さな家に叩きつけられた。
バサーッという音が上からしたと思っていたら、
すぐ横の窓ガラスに風呂桶をひっくり返したような水が浴びせられる。
窓というより、壁全体が揺れていた。

きっと、こんな家は吹き飛ばされてしまう。
そう思うと、何に捕まっていても、
布団に潜り込んでも無駄な気がした。
どこに行ってしまったのか親の姿はなかった。
隣の兄の部屋に行きたいけど、動くことができなかった。

雷が大嫌いだった。
バリバリと天を引き裂くような音がすると、
布団で頭をくるんで泣いた。
怖いよ。怖いよ。
バリバリという音は何度も何度も続いて、
わたしの泣き声をかき消してた。
怖いよ。怖いよ。
泣いて泣いて、いつの間にか眠っていた。

朝起きて布団から顔を出すと、外が晴れているのがすぐに分かった。
蝉が狂ったように鳴いている。
外には大人が出ていて、台風の片づけをしていた。
庭の大きな杉の木が雷の直撃を受けて根こそぎ倒れていた。
家とは真逆の方向にだった。
もし家の方向に倒れていたら、わたしが泣いていた部屋を直撃していた。

わたしがそんなことを考えるわけがなく、
横になった杉の上を早速渡っていった。
そして、父親に怒鳴られた。
空は青くて、家の周りはぐちゃぐちゃで、
わたしはなんだか楽しかった。

台風は何故だか夜にやって来る印象があるのは、この日のことがあるからか。
[ 2006/08/08 10:11 ] season | TB(0) | CM(0)

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