poco a poco.

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医療現場で働く人。 

介護士、准看護師の免許を持ち、

現在正看護士の資格を取るために、

看護学校に通っている友人に会ってきた。



いつも彼女はタフだなと思った。

介護士免許をとりながら、病院で介護の仕事をしていた。

夜勤はもちろん、おむつ換え、お風呂、着替えなど、全てが重労働の仕事。

家族が介護をできないために、入ってくるお年寄りが多い。

どんなに痛がっても湿布を貼るだけ。延命治療はしない。

死が日常化している職場。

働く人たちの人間関係もきつそうだった。



そういう現場で、周りからの影響をほとんど受けず、

自分を守れるところが本当に凄いと思っていた。

わたしのような流されやすい人間にはとても無理だといつも思っていた。



看護学校は、来年3月まで。

今は実習ばかりで、それがかなりきついのだそうだ。

最近実習に行ったのは、精神科の入院病棟。

患者は小学生〜大学生。(思春期病棟と呼ばれているそうです)

内容は、一人の患者を1週間担当すること。

病室は鍵付きの個室で、その鍵の管理もしなければならない。

病室から出るときに、手順を間違えると、患者が出て行こうと暴れることもある。

シャープペン一つ落として来たら、患者はそれで自殺することもあり得る。

分裂症、躁鬱病、脅迫神経症、、

十代の子達が一体どうしてそんな病気になってしまうのか、

それを思うと悲しくなりますが、

そこで働く人は、本当に大変なのだと思いました。

先輩看護士は2つのパターンにはっきりと分かれるらしい。

ひとつは、全てを割り切って事務的に処理できる人。

もうひとつは、じっと相手の話を聞き、本当に介護にあたるひと。



傍目から見ると、後者の看護士の方が良い看護士と思える。

ただ、危ないのは後者は巻き込まれやすいのだそうです。

躁鬱患者とずっと一緒にいて、その心の中に入っていくと、

巻き込まれて鬱状態になる。

そういうことは医者であろうと、介護士であろうと想像以上に多いそうです。



いずれにしよ、半端な覚悟でできる現場ではないと、

彼女は言っていました。

その実習が終わってすぐに、

原因不明の熱に襲われ、肌はこなふき芋のようになり、

目は殴られたように腫れたと。

実習に行った全員が、今までにないほど泣き、疲れ果てていたそうです。



これから先、在宅介護、産婦人科、手術室、、

いろいろな現場での実習があるそうです。

これほどまでに大変な思いをし、

膨大な量の知識を覚えて、看護士免許は交付される。



自分が知らないことはこの世の中に本当にたくさんあるな。

そう思いました。

尊敬と感謝。それ以外に言葉はありません。



※ここに書いた精神科の患者さんは、入院が必要な重篤患者です。

普通に暮らしている人も、完治していく人もいます。

(実際にわたしの親戚にもそういう方はいました。)
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[ 2006/06/17 21:33 ] Japan / others | TB(0) | CM(0)
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