poco a poco.

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古傷。 

寒いと感じる季節になりましたね。
みんな風邪ひいてない?

昨日の朝に、ガスストーブを出して点けてみたら、1分と経たないうちに熱風が出なくなった。
設定温度は18度。

そうだよなあ、そんなに寒い訳じゃないよなあ。まだまだ我慢できる。



寒い季節になると、たまに古傷が痛む。
首の後ろから左脇にかけての筋が突っ張って、すごく痛む。
最初にそんなことになったのは30歳の時で、筋肉に直接ブッサブッサと注射をしてもらい、
なんとか普通に歩けるようになった。

何が辛いって、立っているより座っている方が辛くて、座っているより寝ている方が辛い。

そいつが先週の後半から痛み始めてしまった。
1年に1回か2回繰り返してきたので、ただじっと治るのを待つのみ。

薬とか注射とか、もう嫌なんだな。


夜中に壁にもたれ座って寝ていたら、旦那にビビられたりとかして。
そらそうだわな。と、自分の姿を想像して笑ったら、痛い。
暗闇で悶々とこらえる笑いと痛み。


土日もなるべくじっとしていたので、9割がた元に戻りました。


この古傷を作ったのは、29歳の7月10日。
なんでこんなに限定できるのかというと、
この日わたしは生まれてはじめてまともなボーナスをもらったのです。

その頃わたしはカブに乗っていたので、家に帰ると今の旦那に電話をして、
中華食べに行こうぜと誘った。

おれ、ボーナス持ちだから!

旦那もその頃スクーターに乗っていたので、二人でブイブイいわせて店を探し、
『これ、ちょっと高級ちゃうん』と一軒の中華料理レストランを見つけだした。

見るからにファミレスっぽい、微妙な店構えにGOサイン。
あんまり記憶がないけど、フカヒレの姿煮をはじめて頼んだ。
(いや、後にも先にもそんなもの頼んだことないな・・)

ミスタードーナツくらいの大きさで、
チンゲンサイと一緒にあんかけの底に沈んだそれの味は・・・覚えてない!


ご飯を食べ終えて、旦那とバイバイしてわたしは自宅に向かった。
旧新神戸オリエンタルホテルの前を左折して、生田川沿いにまっすぐ南下。
信号までの道は文字通りブイブイ。ちょっと速度は出し過ぎだったと思う。
信号が赤に変わったので速度を落とし完全に停止した。そのとき、


ドーン!


経験のないみなさん、バイクに乗っていて後ろから追突されるとモモンガのように飛びます。


momonga.jpg
Wikipediaより


わたしを轢いたのはタクシーだった。

3mほど飛ばされたその場所は、結構おおきな交差点。
立ち上がったものの、四方からのヘッドライトに方向を失っていると、通行人が腕を引いてくれた。
救急車を呼びましたから。と言って縁石に座らせてくれたその人の顔も覚えていない。

気が付くと、タクシーの運転手が仁王立ちして何かを言っている。
まったく聞き取れないのだけど、とにかく怒鳴っている。
大丈夫か?とか、そんなことを言っていないことは確かで、どうもわたしが悪いと言っているみたい。

気が付くと通行の妨げとなっていたわたしのカブを動かそうとする兄ちゃんが現れた。バイクの扱いに慣れてなさそうで、倒れたま真横にずるずるとすごい音を立てて引っ張る兄ちゃん。


心が折れる。


エンジンが切れているのかどうかさえ確かめに行く気にもならない。
運転手はまだ怒鳴っていて、ようやく聞こえてきたのは
『青なんやから、行ってもらわんと困るがな!』と、言っている。

赤でしたよ。と、主張すると、

『まっすぐの矢印がでとったやろ!』とまた怒鳴る。


もう反論する気もないし、旦那に電話をした。
運良くすぐに繋がったのでとにかく待つことにした。

またしばらくすると、タクシーに乗っていた客が降りてきて名刺を渡してくれた。

『君は悪くないから、困ったら証人になるからね』

感じの悪い運転手をキッと睨むと、トレンチコートを着たロマンスグレー(だったかな)のおじさまは三宮のネオンへと消えていった。


また思い出したようにカブを見ると、さっきの兄ちゃんがまた何かをやっている。
そのカブには、古着屋で見つけたスイスアーミーの救護用鞄(本当に包帯とか入っていた)が麻紐でしっかりと結びつけてあった。それを必死にほどこうとしてくれている、兄ちゃん。。


救急車が来る前に!
と、頑張ってくれているみたいだ。でもおかしいだろ、その鞄。
持ち歩いてるんだったら、そんなことはせんだろと思いながら、

「あ、その鞄はそのままでいいんです」と、言ってみた。

聞こえたのか聞こえなかったのか。
兄ちゃんは「この紐が・・・」と言ったまま、作業続行。


ようやく救急車が来て、どこか痛いところはないかと聞かれた。
そういわれると、あっちこっち痛くなる。

その一つ一つを丁寧にチェックしてくれて、左手を支えておくようにと言われて、
救急車で病院へGO。
間に合った旦那はスクーターを置いてついてきてくれた。


結果、左手首の骨折と何カ所かの打撲と診断された。


すっかり冷静になったわたしは、あの運転手に怒りが・・
信号は赤だったと自信があったし、よりにもよってプロのくせに!
大丈夫かの一言をかけるでもなし、怒鳴ってばっかで、ぜってーゆるさねー!!


と思っても、そこは診察室。
きりっとした女医さんにレントゲンでポッキリ折れた左手首を見せられ、
ギブスがないから大人しくしておくようにと言われて、素直に従った。


事故のあった交差点にはわたしのカブも放置してきて、
色を塗り替えたり、地球防衛軍のバカシールを貼ったりして愛してきたのにと悲しくなった。


本当に一瞬で世界は変わるんだな。それは痛烈に感じた。
あの運転手はたぶん赤と気がついて、ブレーキを踏み、惰性か操作ミスでわたしにぶつかってきた。
もし本当に青だと思って突っ込んできていたら、わたしは助からなかったと思う。

ハンドルや足を置くところなんかもひん曲がり、悲しい姿で帰ってきたカブちゃん。
もちろん、横っ腹には擦り傷があり、あの鞄は取り外してあった。


やりきったんか。



そんなこんなで出来てしまった古傷です。
一生のおつき合いになりますが、ストレッチを忘れなければあまり症状も出ないので、
忘れないように続けようと思います。


もう10月も終わりですね。ゆうてるうちに年末がくる~!!!




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[ 2008/10/28 15:26 ] season | TB(0) | CM(16)
辛そうな事故ですね、僕は飲酒で単独でコケた事しかないから追突の恐ろしさって分からないけど、何が起きたら分からなくなりそうです。

古傷って歳と共に悪化するんだよね、僕も70歳くらいになったらそこらじゅう痛くなりそうやねん。
暖めるのが一番やね。

それにしてもカブはいくつになっても楽しい乗り物だと思うのです。
[ 2008/10/28 18:44 ] [ 編集 ]
名前、入れるの忘れてるやん。v-34
[ 2008/10/28 18:45 ] barrameda [ 編集 ]
そうか、首が痛いって、そういうことだったんだね。
これから辛い時期ね。寒くて湿気のある日本の冬。

タクシー、古今東西、いい話をききませんね。
もちろん、いい運ちゃんもいるんだけど。
マドリーの友達の息子も宅配ピザの仕事中にタクシーに飛ばされた。
本人はそのときのことはなにも覚えてないんだって。

rorieさんが今そこで、生きてて良かった。
首は大変だけどさ、今、生きててこうして知り合えて良かったよ。
お大事にね。
[ 2008/10/28 19:51 ] はる [ 編集 ]
後遺症、辛いね。
そのタクの運ちゃん、スペイン人か!自分の非を認めろよね。

九死に一生。rorieさん、長生きするよ。

私も京都で原付運転しててはねられて、救急車で運ばれたことあるけど、やっぱモモンガだったよ。
それも飛んでる間スローモーションで、モ・・・モ・・・ン・・・ガーーーー!って感じだった。
[ 2008/10/28 20:49 ] まゆみ [ 編集 ]
barramedaさん、こんばんはv-34
シートン動物記のヒグマのワーブも古傷を温泉で癒していましたよね。(しらん?)

ギブスが取れて2・3回ですけどリハビリで遠赤外線をあてたりマッサージしてもらっていました。
そのとき、家の前でこけちゃって腕の骨を折ったおばあちゃんがいて、、
「いいわねえ、若い人は」
って、本当に羨ましそうにおっしゃってました。

最近運動不足なんで、改めなければです!!
[ 2008/10/28 21:29 ] rorie [ 編集 ]
はるさん、こんばんはv-21
うん、いいタクシーの運ちゃんもいるんだけどね〜。神戸に出てきてどんくさい田舎物だった私は、道のどこらへんを歩くのが正しいのかわかんなくって、ふらふらしてたんだけど、
『神戸のタクシーに轢かれたら、お金取られるよ』って友達に言われた。
大袈裟なようで大袈裟でもなくなんだと思います。

宅配の子、記憶がないって、でも無事だったんだ。そっか、スペインでも都会に行ったら一緒なんだなあ。全然イメージないけど。


はるちゃんも、気を付けておくれよ。どこにいても。

[ 2008/10/28 21:39 ] rorie [ 編集 ]
まゆみさん、こんばんはv-14
ありがとうございます。
翌日に警察に調書を書くために出頭したんですが、その運ちゃん「今日はわたしが送らせていただきます〜〜〜」ってへらへらしてた。裏表激しすぎっ!!
どうも私の証言次第で大変なことになっていたみたい。

>スローモーションで、モ・・・モ・・・ン・・・ガーーーー!

それそれ!まさにそうでしたよ!!
まゆみさんも単車で轢かれたんだ。。単車って轢かれやすいのかな。
まゆみさんは怪我はなかったんですか。

長生きしますかね〜。
まゆみさんは100歳はいけると思いますよ!

[ 2008/10/28 21:48 ] rorie [ 編集 ]
真夏だったのに何故か長袖長ズボンでね。服はズタズタだったけど、左手の小指の付け根を切っただけだったよ。
相手のおじさん、「こ、このくらいだとこ、これくらいが相場らしいから、、、」って一万円くれた。
[ 2008/10/29 02:32 ] まゆみ [ 編集 ]
題名『まゆみ』っていいですね、『みゆき』みたいで。

えー!ほんで1万円もらっちゃったんですかあ。。このくらいって、言われてもねえ。

子供のときに見たんですが、スーパーの駐車場から出てきた車が小一くらいの男の子を自転車ごと撥ねたんです。
ほんで、その子は大丈夫そうだったんだけど、運転手のおばちゃんが降りてきて、子供の方を揺さぶりながらこれまた怒り出したんですよ。
まわりはあまりのことに呆然としてて。そしたら酔っ払いのおっちゃんがやってきて、どうやったらそんなでっかい声が出るんだっていう大声で、おばちゃんをどやしてましたね。

酔っ払いもたまには役に立つって、今思いました。

[ 2008/10/29 11:21 ] rorie [ 編集 ]
実は同じような経験が。
ナナハンに乗っていた頃、夜中に赤信号で停まっていたら突然、ものすごい衝撃が!宙を飛び、気づいたら道路に倒れてましたねぇ。なんと、居眠り運転の車にノーブレーキで追突され、しかも、相手の運転手はまだ眠ったままでした。自分は救急車で病院送りで愛車は廃車。
他にも何度も事故って身体のあちこちが傷だらけです。いやー、寒いときと雨のときは古傷が疼きますね。わっはっは。
[ 2008/10/31 04:22 ] Naozo [ 編集 ]
リンクさせてもらってもいいですか?

今日もビアシン呑んでます♪
[ 2008/10/31 04:25 ] Naozo [ 編集 ]
なおぞおさん、コメントありがとうございます。
ナナハンで。なんとレベルの違う話なんだ~。ご無事でなによりです。
やっぱり、寒さと雨なんですね。。日本いたんじゃ避けられません。

リンク、先にさせていただきましたよ~。わっはっは。
[ 2008/10/31 09:26 ] rorie [ 編集 ]
リンクありがとうございました。
こちらもリンクさせていただきましたよ!

やっぱり、寒さと湿度は古傷が疼きます。
こちらにいても雨季の間は辛いときもありますね。
そんなときはビアシンごくごくです(笑)
本日は気温34度ですよ~、わっはっは♪
[ 2008/11/02 22:31 ] Naozo [ 編集 ]
恋人の弟の車の助手席で
ゆっくりと 前の車に突撃したことが
あります。
ゆっくりではなかったんだけど
そう言う時って 場面がストップモーション。
なんかね そういう時って 5分前にもどりたいという気持ちになるよね。

で その後 タクシーの運転手さんとのことはなにもなし?
[ 2008/11/03 07:40 ] cazorla [ 編集 ]
Naozoさん、こちらこそありがとうございます。
ビアシン、ごくごく。。
我が家の近くにも屋台が出て欲しいものです〜。
[ 2008/11/03 19:22 ] rorie [ 編集 ]
cazorlaさん、わたしも兄ちゃんの車の助手席であります。オカマって多いですよね、うちの場合は凍り付いた坂道で、止めようもなかったんですが(笑)わたしが膝でアタッシュケースをぶち壊したのが一番の損害でした(笑)
怪我さえなければ、事故なんてあんまし気にしなくてもいいですよね。

タクシー会社から示談金をもらいました。運ちゃんにはそれ以来会ってないです。
お金社会ですよね〜。
[ 2008/11/03 19:26 ] rorie [ 編集 ]
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