poco a poco.

スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | トラックバック(-) | コメント(-)

汽車の中で読みたい本。 

今週末に鳥取へ行くのですが、今回は黒字路線ぶっちぎりの「スーパーはくと」には乗らず、
在来線で相生(あいおい)というところまで行って、
そこから「スーパーいなば」という汽車に乗ろうと思っています。

スーパーいなばは2両編成。
どんなかなあと思って調べたらこんなのがありました。



どこまで便利なんだか、ネットというのは・・・

もっと寂れた車両かと思ってたんだけどなあ。でも2両という事は、座れるかどうかが問題だなあ。
1両は指定席らしいのだけど、ここはぴしっと自由席で行きたい。


ちょっとあれこれやることがあって、
読みかけている本が(しかも本当はすぐに読みたい本が)2冊あるので、
自由席でゆっくりと読みたいと思っているのです。


1冊は、TRANSITという雑誌で、今回はスペイン・ポルトガル特集。
前号の南米特集が素晴らしかったので、期待度は文字通りであります。
宮本武さんの写真が表紙なんですが、目にはいるとどうしても読みたくなるので本屋のビニール袋に入れてしまってあります。


もう1冊は、わたしが勝手に兄貴と慕っている木村光一さんが、
編集・本文構成・撮影・装幀を担当された『小金さん』です。

手に入れて数ページ読んだのですが、これも今は読めないので目に付かないところに置いてあります。

この本についてのわたしの勝手な思い入れは、長くなるので続き↓を読んでください。


とにかくわたしは是が非でも自由席をとらねばならないのでーす!!
(指定をとりなさいって)






小金さん―熱海百年芸者物語小金さん―熱海百年芸者物語
(2008/11)
鏑木 賀代

商品詳細を見る


わたしは木村さんのブログを拝見するまで、
小金さん(鏑木 賀代さん)についても、小金さんが100歳まで現役の芸者さんだったことも存じ上げませんでした。
しかし、その肖像写真を拝見して琴線に触れるものがあり、急いでこの本を買いに行ったのです。

こんな立派な方の話に、引き合いに出すのもはばかれますが、
わたしの母方の祖母の妹(小さいお婆さん)は、失明するまで芸者さんでした。

そのお婆さんが失明直前に撮った記念写真を、
わたしはそうとは知らず子供の時から大切にしていました。
何故だかはっきりと理由はわかりませんが、
その写真を見たときとても気に入って、母親に頂戴とお願いしたのです。

その写真の女性が小さいお婆さんだと知って、わたしはもっとその写真を気に入りました。
とても大好きなお婆さんだったからです。
小さいお婆さんは、失明してからマッサージ師をして生計を立てていました。
上がりかまちから家のすべてが見渡せるような小さな家に住んでいて、わたしはその家も好きでした。
わたしは目の見えない小さいお婆さんの家に行くと、いつも声を出さないようにして自分の手をお婆さんに掴ませました。
そうすると、お婆さんはすぐにわたしだと気付いてくれて、半年前より痩せたとか太ったとか言ってくれるのです。
そのくすぐったいような再会が、小さいお婆さんについてわたしが持っている記憶のすべてでもあります。

小さいお婆さんは、自分が死んだら無縁仏として寺に預けてくれるように強く頼んで亡くなってしまったため、墓参りに行っても会うことができません。
頼りは母親の記憶だけなのですが、ついいつでも聞けると思うと話が逸れて、お婆さんについて詳しいことは未だによく知らないままです。
きっと、母親の知っていることも、年の離れた姪っ子の範囲のものだと思います。

身内贔屓ですが、その写真の小さいお婆さんはとてもきれいです。
芸名は菊子といったようで、写真屋がきれいに名を入れています。

木村さんの撮られた小金さんは、とても上品で色っぽく、
とても真似のできない女性の美しさが隅々まで漂っています。
ずっと見ていると、視線の中に悪戯っぽい小さな女の子のような綾を感じてきます。
生意気な感想かもしれませんが、本当にそう感じました。


七五三のときに小さいお婆さんと一緒に撮った写真を前にもご紹介したのですが、
もう一度載せてみます。
改めてきれいだなあと思うのですけど、やっぱり身内贔屓かな(笑)

RIMG0008.jpg

小さいお婆さんの失明前の写真は、
きっとそのうち、見ていただけると思っています。

スポンサーサイト
[ 2008/12/08 22:04 ] book,art,etc.. | TB(0) | CM(10)
菊子姐さん、品がありますね。
七五三のrorieさんも可愛らしい(笑)。
実は小金姐さんも原稿が仕上がる直前に視力低下が原因で引退なさいました。
そう思うと、私がインタビューして写真を撮らせていただいたタイミングも視力の大半を失う直前・・・。
ある意味、奇跡的な写真だったかもしれません。

本、手に取ってくれてありがとう(感謝)。
自由席でゆっくり読んでくださいね(笑)。


[ 2008/12/08 23:12 ] leicacontax [ 編集 ]
木村さん、ありがとうございます。
菊子姐さんが引退したのは、30-40代ではないかと思います。
緑内障だったので、今の時代なら失明まで至らなかったのではないかと思うのですが。

小金姐さんの現役最後の写真、木村さんが撮ることになっていたのでしょうね。
縁という言葉を乱用するのが最近とても嫌なのですが(なんだか、思考を切り捨ててしまうようで)、
小金姐さんと木村さんの間にはとても強い縁があったのではないかと感じました。

2両編成のうち1両が1750円の指定席なんてどうにも解せないので、自由席頑張って取りに行きます、兄貴!
ふが!
[ 2008/12/09 11:32 ] rorie [ 編集 ]
そういわれたから、というわけではないけど、
小さいお婆さん、艶っぽいね。
存在感があるよね。
前にこの写真を見た時には、rorieさんに注目してたけどね。ははは。

取り寄せてみようかな。
こっちにいるとね、
芸者に対してものすごい偏見があることを痛いほどかんじる、
残念なことに。

自由席の捕獲、ではなく、確保、ファイトー!
[ 2008/12/09 11:50 ] はる [ 編集 ]
はるちゃん、こんにちは。
メヒコでも早起きですか。

でしょ?わたしきっと、芸者姿のお婆さんに憧れたんだと思うんだなあ。
格好いいもんね、しゃんとしてて無駄がなくて、上品で。

偏見、あるでしょうね。
日本人ですら、芸者と花魁とかの遊女と区別がついてない人多いと思うし、外国人にそれを求めても難しいのかもね。残念だけど。
遊郭はもうないんだよって、世界中の男の人に教えてあげないとね。
[ 2008/12/09 12:22 ] rorie [ 編集 ]
ぴしっと自由席!いいね。
人生自由席!

小さいお婆さん、品があるね。優しく笑ってる。小さいrorieさん「扇子はこう持ちなっさい」って言われたんだろうね。手首痛くなるほどしっかり持ってる。いい写真だね。
[ 2008/12/09 17:53 ] まゆみ [ 編集 ]
まゆみさん、こんばんは。
さすが、まゆみさん。この手元すごいでしょ。小刀かって感じ(笑)
小さいお婆さんは怒ったことなんて一度もないんですけどね、婆ちゃんは厳しかった。。
こらっ!とか言わないで、そそっと近くにきて手をぴしゃんとするわけですよ。
このときわたしは、、着物が苦しくて怒ってました!ははは。
[ 2008/12/09 23:41 ] rorie [ 編集 ]
自由席争奪戦に勝ったらビール飲むんか
[ 2008/12/10 14:42 ] ぱつぱつ [ 編集 ]
ぱつぱつねーさん、
勝っても負けても、勝負の後はのまな。

ちゃんこがとうとう実現するな!

[ 2008/12/10 20:01 ] rorie [ 編集 ]
ちゃんこドリームジャンボ!
[ 2008/12/10 21:41 ] ぱつぱつ [ 編集 ]
ぱつぱつねーさん、
思いつきで書かないって言ってるでしょうが!!
[ 2008/12/10 23:15 ] rorie [ 編集 ]
コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。